2026年 会頭挨拶

佐藤会頭写真
十五代会頭 佐藤肇治
 明けましておめでとうございます。新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
さて、昨年は継続する国際情勢の緊張や通商政策の先行きに対する不透明感が高まる中、米国の関税政策の影響も重なり、グローバルサプライチェーンは大きく揺れ動き、皆様におかれましても、その影響を実感する一年であったことと存じます。国内では、高齢化に伴う社会構造の変化が一層鮮明化し、コロナ禍が収束しインバウンド需要が増加するなど、経済活動は新たな転換期を迎えています。そのような中、当所では昨年11月1日に開催した臨時総会にて役員・議員が選任され新しい体制となるとともに、議員の皆様より引き続き会頭職を拝命し2期目を迎え、改めて身の引き締まる思いです。
一方、商工業者を取り巻く環境は人手不足が依然として喫緊の課題であるとともに、さらに最低賃金の引き上げが進んでおり、その狭間にある厳しい局面を迎えております。特に産業人口が減少している地方では、生産性の向上と価格転嫁の両面を踏まえて対応を進めることが不可欠で、その中でDX推進や生成AIの活用がますます重要となっており、さらに価格競争から「価値の競争」へとシフトし、事業者は今さまざまな変革が求められています。
当地域においては、昨年の記録的な大雨による被害に幾度となく見舞われ、加えてクマが大型商業施設に侵入するという驚くべき出来事もあり、幸いにも人的被害がありませんでしたが、その影響で商店街及び夜の飲食店への客足が減少するなど、地域経済にも影響が及んでおりました。想定を超える状況に備えなければならない時代に直面に対し、当所としても各関係団体と連携しながら迅速かつ柔軟な対応が重要であると捉えております。また、観光面では「能代の花火」の観覧収容数を約2万人としており、今まで以上の充実した企画により地域経済の活性化につながるよう取り組んで参ります。
結びになりますが、課題・問題の解決に向け寄り添った支援を地域商工業者の皆様へ円滑に行きわたらせ、さらなる発展の一助となるよう役職員一丸となり努めて参りますので、本年も当所の活動に対する変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様にとりまして飛躍の年となるようご祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

 

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